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塩飽 秀啓
放射光, 10(2), p.69 - 72, 1997/04
SPring-8等の第三世代大型放射光施設では、挿入光源、特にアンジュレータ光源が主体となる。今までに経験したことのない程、大強度の放射光の位置を常時モニターすることは、精密実験を行う利用者側からだけでなく、挿入光源の調整や最適化、蓄積リングの低エミッタンス運動など、光源側や蓄積リング側からも求められている。今回、カーボンワイヤー型光モニターを開発し、高エネ研トリスタン主リングの放射光ビームラインに設置して基礎的な性能評価を行った。その結果、10GeV,10mAという条件下で、挿入光源放射光のプロファイルに位置を測定できた。このX線用光モニターでは、挿入光源のギャップ値変更による光のプロファイル変化にも対応でき、放射光の重心を測定することで、光の中心位置を検知することができた。また、後方の利用実験に影響を与えることなく、常時測定できることがわかった。
C.Suzuki*; 大野 英雄; 武居 文彦*; 坂井 富美子*; 依田 芳卓*; 工藤 喜弘*; 泉 弘一*; 石川 哲也*; 菊田 惺志*; X.Zhang*; et al.
Review of Scientific Instruments, 63(1), p.1206 - 1209, 1992/01
被引用回数:7 パーセンタイル:60.94(Instruments & Instrumentation)放射光を利用した核ブラッグ散乱実験(NBS)のX線光学素子の主体は、メスバウアー核アイソトープ(例えばFe)を含んだ高性能(完全性)単結晶あるいは薄膜である。この目的のためフラックス法によりヘマタイト(-FeO)単結晶を作成し、その結晶性能を放射光を利用したトポグラフ法で調べた。純粋に核のみからの反射である(111),(333),(555),(777)および(999)面からの反射形状の測定結果は理論から推定した形状と極めて良い一致を示した。核ブラッグ散乱実験はトリスタン蓄積リング(AR:高エネルギー物理学研究所)に設置されているビームライン(NE-3)を用い行った。(777)反射を用いた核ブラッグ散乱強度として10000cps以上の強度が得られた。